ショートカットを覚えた方がいいとは言うけど、最低限覚えるべきショートカットだけ知りたい
Excelを大学時代に触ってなかったから、どれから覚えればいいかわからない
この記事では上記のような新入社員や、当時のぼくのような超Excel初心者向けに最低限覚えるべきショートカットをお伝えします!
最低限覚えるべきショートカット一覧
操作分類 | ショートカット | 意味 |
---|---|---|
移動 | ctrl+矢印キー | 文字が入力されているセルの切れ目まで一気に移動 |
shift+矢印キー | 複数のセルを選択 | |
ctrl+shift+矢印キー | 文字が入力されているセルの切れ目まで一気に選択 | |
ctrl+Fn+矢印キー | 左右のシートを移動 | |
alt+tab | 立ち上げているアプリを移動 | |
コピー&ペースト | ctrl+c | コピー |
ctrl+x | 切り取り | |
ctrl+v | 貼り付け | |
ctrl+alt+v | 形式を選択して貼り付け | |
入力 | F2 | セルの編集 |
esc | 操作のキャンセル | |
ctrl+z | 直前の状態に戻す | |
ctrl+y | 直後の状態に戻す | |
F4 | 絶対/相対参照を切り替える |
移動
ctrl+矢印キー
移動を早くするためのショートカットが Ctrl +矢印キーです。
矢印キーだけでもセルの移動はできますが、大きな表などデータが多い場合は一つ一つ移動するのは大変ですよね。
ctrl+矢印キーであれば、文字が切れているセルまで一気に移動することができます。
shift+矢印キー
Shift +矢印キーは隣り合った複数のセルをまとめて選択したい場合に使えるショートカットです。
まとめて文字を太くしたり、色を変えたりなど操作をしたいときに使用します。
ctrl+shift+矢印キー
Ctrl +矢印キーと Shift +矢印キーを組み合わさったショートカットです。
文字が切れている直前までのセルをまとめて選択できます。
表の端まで選択したい場合などによく使います。
ctrl+Fn+矢印キー
1つのファイル内にいくつかの表を作成するとき、普通はシートを分けます。
シートを毎回カーソルで選択して移動することもできるのですが、押せる領域も小さいため毎回カーソルでの選択は難しいです。
そんなときに使えるのが Ctrl + fn +矢印キーです。
コピー&ペースト
通常の ctrl + c 、 ctrl + v 、 ctrl + x はエクセル以外でもよく使っているかと思います。
ただエクセルならではの挙動があるため注意して使う必要があります。
ctrl+x
文字を切り取って別の場所に移動させたいときに使う ctrl + x 。
エクセルでは文字だけでなく、そのセルの形式全てを切り取ってしまいます。
文字だけを切り取りたい場合は通常のctrl+cでコピーした後、そのセルの文字を delete で消す必要があります。
ctrl+v
ペーストもエクセルでは注意が必要です。
エクセルで ctrl + v でペーストすると元のセルの数式・書式がそのままペーストされます。
文字だけ貼り付けたい、書式だけ貼り付けたい場合は後程紹介する別のペーストを実施する必要があります。
ctrl+alt+v
先ほどのペースト方法だと必要ない情報までも貼り付けられてしまうことを見ました。
文字だけ貼り付けたい・数式だけ貼り付けたい・書式だけ貼り付けたいなど貼り付けたい情報を選択できるのが ctrl + alt + v です。
入力
F2
セルに文字入力する際に必要なキーです。
何も入力されていない状態だとF2を押さずに直接入力可能ですが、セルに何か入力されている時に直接入力してしまうと元の入力内容が丸々消えてしまいます。
数式の一部だけ修正したい場合などは F2 を押すことで、元の数式を消すことなく一部だけ入力し直すことが可能になります。
esc
動作をキャンセルする際に使用します。
違うセルを選択してF2を押してしまったときにキャンセルしたり、上記で紹介した形式を選択して貼り付けの画面をキャンセルすることが可能です。
ctrl+z、ctrl+y
ctrl + z で直前の動作に戻し、 ctrl + y で直後の動作に戻せます。
F4
絶対参照と相対参照を切り替えることが可能です。
絶対参照と相対参照の意味については別途解説します!
ここでは F4 だけで切り替えられるんだな。程度に覚えておいてください!
まとめ
新入社員が最低限覚えるべきショートカットをご紹介してきました。
少し多いように思えるかもしれませんが、まずは今回紹介したものを覚えれば仕事が遅いとは言われなくなります。
毎日少しずつ使って手で覚えていきましょう!
ショートカットの応用編も準備しています。
今回紹介したものをマスターした方はこちらもご参照ください。
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